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カシミヤストールでする6つのオシャレなファッションコーデ|本場に学ぶ!

カシミヤストールでする6つのオシャレなファッションコーデ|本場に学ぶ!

コロナ禍で自分や家族の健康を気にするあまり、外出する機会が減った方は多いと思います。

冬はオシャレ番長の出番です!
せっかく頑張って出かける時には、センスの良い素敵なファッションコーデでお出かけしたいものですよね。

しかし自分のコーデに自信が持てる日は気分も自然と上向きになるものでが、ついつい、いつもと変わり映えのしないマンネリコーデになっている、なんてことがよくあります。

そんな時に味方になってくれるのが、カシミヤストールです。

ヨーロッパなどカシミヤの本場の欧州では、一年を通してスカーフやストールを取り入れたコーデをよく見かけます。
ファッション雑誌で見る海外のモデルやヨーロッパ王室の女性たちは、フォーマルなワンピースやコート、カジュアルスタイルまで、本当に上手くストールやスカーフを活用したファッションコーデを行っています。

この記事では、海外のオシャレ上手に学ぶ、「カシミヤストールですぐにできるファッションコーデ」をまとめました。

ではまず、わたしたちがストールを選ぶときに迷うこと!
マフラーとストールの違い、そしてスカーフとストールの違いについておさらいしておきましょう。

Contents

マフラー、ストール、スカーフの違いとはなんですか?

マフラーとはなんですか?

日本では昔からストールやスカーフよりもマフラーの方が馴染みがあると思います。
日本のお母さんが夜なべをして編んでくれるのは、ほとんどがマフラーですよね。

マフラーとは主に冬に防寒用として活躍する首に巻いて使用する細長い襟巻きのことです。
マフラーの素材はウールやカシミア、アンゴラ、モヘアなどの天然の毛の他、値段の安いアクリルやポリエステルなども用いられています。
小さい頃の思い出で、マフラーというと「チクチクする!」という印象がありませんか?!
原因は、このマフラーの素材にあります。

一般的なマフラーのサイズは、幅が25cmから30cm(250-300mm)、長さは180cm(1800mm)前後あります。
マフラーは防寒目的なので、ぱっと巻いて使用できる手軽さが魅力です。
ですからマフラーは室内に入ったら外さなければなりません。

ちなみに英語でマフラーと言うと、車などの排気管(muffler)という意味になってしまうので、海外ではマフラーもストールもみんなスカーフ(scarf)といっています。

スカーフとはなんですか?

それに対してストールやスカーフは、防寒用というよりは、ファッションの幅を広げてくれる装飾アイテムとして身に付けられています。

スカーフとはなんでしょうか。
スカーフとは、主に女性が装飾用に身につける絹(シルク)、綿(コットン)、麻、ポリエステル、ウールなどでできた正方形の薄手の布のことをスカーフといっています。

最近はスカーフを男性がファッションアイテムとして使用するケースも多くなってきています。

スカーフは首元で結んだり巻いたりして使う以外に、頭に巻いたり衿元に細く見せるなどいろいろな使い方がされているファッションアイテムです。

スカーフのメリットはサイズが小さくてコンパクトに使えることや、スカーフをバッグの取っ手に巻き付けたりしてファッションのアイテムとしても使えるところです。

ストールとはなんですか?

ストールとは、肩にかける衣類の一種です。
ストールはマフラーよりも生地が薄いのが特徴で、肩掛けや体に巻くファッションアイテムとしてオールシーズン使われています。

ストールのサイズはマフラーよりも幅が広くて50cm~70cm(500-700mm)程度、その長さは180-200cm(1800-2000mm)程あります。
ストールの素材はウールやカシミヤの他、綿(混沌)や麻などの素材もあり、季節ごとに素材によって使い分けて一年中使用する事ができます。
最近先進国では冷房設備がどこででも充実しているため、夏場もストールを使うことがあります。

前述したようにストールはマフラーよりも生地が薄くサイズが大きいので、首に巻く以外に方に羽織ったり、日焼け防止に腕まで隠したりする事もできます。

このようにスカーフやストールは季節を問わず身に付けられ、幅広い使い方ができる心強いファッションアイテムであることが分かります。

カシミヤストールで自在に自分を演出する6つのオシャレなファッションコーデ

では、この重要なファッションアイテムのストールを上手に使って、海外のセレブたちはどのようにファッションコーデをしているのでしょうか。

その①ファッションの差し色やまとめ役に使う

ファッションコーデを上手に仕上げるには、同系色でまとめたり差し色(アクセントカラー)をファッションコーデとして使う方法があります。
しかし同系色のコーデは無難で安心感がありますが、よく見ると地味にまとまってしまうというデメリットがあります。

そんな時にはカシミヤ/パシュミナストール・ショールなどを使い、同系色で濃淡をつけるのがオススメです。

上の画像をご覧ください。
同系色の手刺繍がカシミヤショールを全身に纏ってコーディネートをしています。
同系色でコーディネートされていますが、カシミヤのショールに入っている刺繍がアクセントになっていますね。

このように同系色でファッションコーデをすると言っても、柄のモチーフのカラーに合わせたり、ストールを魅せる面積を工夫したりして変化を付けることができきます。

これとは反対に華やかさを出せるのが、服とは異なるトーンのカラーを差し色にするコーデです。
つまりカシミヤストールを差し色(アクセントカラー)として使うということです。

差し色は差し色として見せる面積によって上品にも大胆にもなります。

ストールなら巻き方や広げる幅によって雰囲気を変えやすいので、とても便利なアイテムですね。
ぜひファッションコーデとしてご活用ください。

カシミヤを使うコーディネートに関しては、1枚のストールを9変化|カシミヤ/パシュミナのお得な選び方をご覧ください。

その②巻き方次第で主役にもなれる!

私を含め、日本人はストールは首に巻いて使用する方がほとんどです。

しかし、このサイトでもご紹介しているように、
ストールの巻き方、またはストールを巻かない使い方は数多くあります。

例えば薄いカシミヤストールを畳まずにふわっと首にかけて一度結ぶと、女性らしいブラウスを纏ったような雰囲気になります。
また少し肌寒い日には、上の写真のように上半身を包むように羽織ることでカーディガンのように使用する事もできます。
最近日本でもこのようにカシミヤストール・ショールを大きく使う方を見かけるようになりました。

このような時、厚手のカシミヤショールですと防寒用という印象やカジュアルな印象が前面にでますが、薄手のカシミヤストールは綺麗なドレープが上品な雰囲気を出していくれます。

ストールを広げて使用する事が多い方には刺繍や大胆なチェックのストールがおススメです。

上の画像はカニ織です。
刺繍ではなく、織物としてカシミヤショールに柄が作られているものです。
美しいですよね。

たとえばカシミールのジャアリという刺繍は、繊細な草花のモチーフが施されていて、サッと羽織るだけで目を引く主役のコーデの完成です。

その③顔色が明るく見える-レフ板効果で若々しく!

ストールは顔に近い位置で使用するので、顔映りの良い色を選ぶことでレフ板のような役割を果たし、若々しく健康的に見せることができます。

レフ版効果を狙うなら、ただ明るい色を選べばよいというわけではなく、自分のパーソナルカラーと相性のいい色を選びます。

パーソナルカラーとは肌の色、瞳の色、髪の色など人によって異なりますが、大まかに手のひらが黄みがかっているイエローベースと、赤味がかっているブルーベースに分かれます。

パーソナルカラーがイエローベースの方は、白系ならオフホワイトが肌馴染みが良く、赤やピンクも橙に近い赤やコーラルピンクなどを選ぶと健康的に見せることができます。
パーソナルカラーがイエローベースの方は、逆に水色や紫などは血色が悪く見えやすいので老けた印象を与えてしまう可能性があります。

パーソナルカラーブルーベースの方は、オフホワイトよりは真っ白なピュアホワイト、赤や青もくすみのない原色を選ぶと肌とのコントラストがはっきりして、若々しい印象になります。
ブルーベースの方は桜色と言われるようなピンクも肌をきれいに見せる効果が期待できます。

ぜひ参考にしてください。

その④たるみがちな首元も怖くない!

歳を重ねると気になるのが首元のシワやたるみです。

「首の皮一枚」という言葉があるくらい、首の皮膚は薄いので歳と共にできるシワやたるみは避けて通れません。

誰しも年を重ねていくと首のたるみが気になるあまり衿の詰まった服を選びがちになりますが、ネックラインのきれいなカットーソーやブラウスを着て、薄手のカシミヤストールを巻くことでデコルテの見える面積を調整しながらも若々しいスタイルができます。

そんな時おすすめなのが、大胆な色遣いや柄物のストールです。
ぱっと印象に残るストールを首に巻くことで、シワやたるみが気にならなくなり若々しい雰囲気に見せることができるのでオススメですよ。

上の画像の方も首周りが明るいと、受ける印象が違いますよね。

日本人だと明るい色は・・・と躊躇ってしまう方もいらっしゃいますが、
明るい色のストールを纏ってみると気持ちも明るくなるのでおススメです!

その⑤ボリュームのあるストールで小顔効果を狙う!

顔の近くに使用するカシミヤのスカーフ・ストールは、胸元にボリュームが出るような使い方をすると小顔効果があります。

忙しい時にふんわりきれいに巻くのは難しい、という方にお勧めするのは、ストールを巻く前にストールのどこか一つの角をつまんで持ち上げます。
そうするとストールは対角線に長くなりますので、その状態のまま巻き始めます。

※細かいストールの巻き方に関しては、たったひと工夫で、いつもの巻き方をワンランクアップ!|ストールの巻き方!をご覧ください。

この方法なら長いストールの真ん中あたりが自然とふんわりボリューミーになって、小顔効果を生むことができます。

シックなモノトーンコーデの日は、少し鮮やかな色の入ったストールで顔の近くに目線を持ってくるとスタイルよく見せることができます。

ベージュや淡いピンクなどの軽やかな色が多く登場する春先は、洋服と同じトーンで濃淡が異なるストールを使うと上品な印象に仕上がります。

目線を意識したストールの使い方で、小顔効果を狙ってみてください。

その⑥屋外と室内の寒暖差も怖くない!

寒い季節の悩みの一つに、家を出る時は寒いけど、電車や建物の中に入ると暑くなるというものです。
重ね着や厚手のコートでは汗をかいてしまったり、脱いだとしてもかさばるので結局我慢することになってしまいます。

そんな温度調節に悩む時期に頼れるのが、薄手のカシミヤストールです。
カシミヤストールを首に巻いていると、空気を含んだ繊維の断熱効果で首元から風が入るのをしっかり防いでくれます。
そしてカシミヤは通気性に優れているので、電車や室内に入ったときにも服の中の湿気を外に逃がしてくれるので快適に過ごせます。
さらに温かくなってきたら、手軽にサッとストールを外してバッグにしまえるのでかさばりません。

暗い色のコートで地味になりがちな冬、ストールなら少し派手な柄や明るい色も取り入れやすく、上品に仕上げることができます。
おしゃれをしながら寒暖差対策ができるまさに一石二鳥のカシミヤストールです。

【まとめ】カシミヤストールでするオシャレなファッションコーデ

いかがでしょうか。
カシミヤの本場、欧米諸国に学ぶカシミヤストールを使ったファッションコーディネート術でした。

最近は、この日本も上手くカシミヤストールを使いこなしておられる方を見かけます。
しかしカジュアルスタイルとの組み合わせで、カシミヤストールを着こなしている方を見かけることは少ないといえます。

ぜひぜひ欧米ファッションを参考にし、カシミヤストールを使いこなしてくださいね。

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