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カシミヤストールを使って”なりたい自分”を演出する7つの方法

カシミヤストールを使って”なりたい自分”を演出する7つの方法

ある日、駅のホームで真っ赤なコートを着ている女性の後ろ姿を見かけました。
その日は朝からどんよりと曇っていたので、その真っ赤なコートはひときわ目を引いていました。
わたしはその女性の後姿をみて、なんとなく、真っ赤なコートを着ているのだから「活発で明るい人なのだろう」という印象を持ったのです。

しかし駅で電車を降りて会社に向かう途中そのコートの女性がおり、その顔を見たとき驚きました。
真っ赤なコートの女性は、同じフロアで働く女性だったのです。

その女性は、わたしが持っている印象ではベージュやグレーの服を着ていることが多く、大人しい静かな印象の人でした。
しかし、その日着ていたコートが真っ赤のコートだったということだけで、わたしは彼女に対して「積極的な人」というイメージを受けたのです。
こんなことって、ままありませんか?!

このように、着ている服の色はその人を見た人の印象に残り、ある場合勝手に「こんな人なのだろう」という想像までさせてしまうのです。
逆を言えば自分が身に着ける色によって、こう見られたい、という自分を演出することだってできるのです。

これはある意味極端な例かもしれませんが、色は確実に人の印象を変えることができるのです。
これを学問的に解説したのが「色彩心理学」といいます。

そうはいっても、服を買い替えるのはすぐできるものではありません。
そこでご提案するのが、手持ちの洋服に手軽にプラスできるカシミヤストール・ショールで、なりたい自分を演出する方法です。
カシミヤストールやショールをアクセントカラーとして、又はメインカラーとして使うことによって、なりたい自分を演出するのです。

是非ご活用ください。

Contents

色の効果-色彩感情とは

色彩心理とはなんですか

視覚情報 カラフル
カラフルな服をまとった鳥

色彩感情とは、色から受ける印象や色が気分や感情に及ぼす影響のことです。
これを学問的にいうと「色彩心理学」という学問で定義づけられています。

でもこの色彩心理とはなんでしょうか。
色彩心理とは、様々な色の性質や特徴、そしてその色に対して人が持っている一般的なイメージ”を、それぞれの人がどのように感じ心に影響を受けているのか、身体にどのように関係しているのかという、色彩と人の心理、そして身体の状態との関係性を心理学的に解明するものです。

少し難しいですね。
簡単にいうと色彩心理とは、色が人間の心や身体に与える影響を研究し、それを色彩学や心理学という分野で学問的に説明したことがらです。

この色彩心理については、現在も様々な研究や実験が報告されていますが、人の心と身体、そして脳が関係する分野でもあり、そもそも脳と心の働き、そして心と身体の関係など科学的に解明されていない要素がいまだ多いため、色彩心理学が心理学のひとつの領域として確立されていないのが現実です。

しかも色の感じ方には個人差があるという点も大きな壁となっているのです。

しかし色に関してのイメージで、大多数の人が同じように感じとるイメージ、印象があるのも事実です。
色が人の心や身体に大きな影響を与えるのです。

ですから色彩心理に関しても諸説あるのですが、無視できないものでもあるのです。

色が人に影響を及ぼす理由とは

では、人はなぜ色から大きな影響を受けるのでしょうか?
それは、わたしたちが情報の大部分を視覚から得ているからと言われています。

考えてみると、私たちの身の回りは無数の色に溢れています。
そしてわたしたち人間は、色のない世界など考えられず、そのような大自然の多種多様な色に心惹かれ、その大自然の色艶やかな景色に心と身体が癒されることさえあります。
よく疲れてストレス解消に旅行に行き、色鮮やかな自然をみて、「癒された~!」と感じる人は多いと思います。

このように色は、私たちの目から脳にダイレクトに視覚情報として 入り込み、わたしたちに何らかの感情をもたらします。
そして色がわたしたちの感情に影響をもたらす場合は、なんと8割以上の時もあるといわれているのです。

よく「外見で人を判断してはいけない」と言いますが、目で見た印象はそれだけ大きいということですね。

しかも目から入って来る情報のうち最初に認識するのは形よりも色なのです。
そして、色の記憶は長く記憶に残るという特徴があります。

明治の小説に坊ちゃんというのがあり、その登場人物に赤シャツという人が出てきます。
わたしたちはその人にあった訳ではないのに、なんとなくその表現でその人をイメージできちゃいますよね。

ですから初対面の人は特に、相手が身に着けている服の色をその人のイメージとして記憶していくのです。

なりたい自分に近づける色選び

これまで、色彩心理というのを考えてきて、色は人の印象に確実に影響を与えるということが分かってきたのではないでしょうか。

ということは、わたしたちはこの人の持つ色彩感情を知っておけば、その人にとって「なりたい自分になれる」かもしれないのです。

この色彩感情は、出身国や宗教などによって多少の違いがありますが、大まかなところでは共通しているようです。

では、これからおおまかな色別に、色がどんな感情と結び付くのか見ていきたいと思います。

そして、カシミヤストール、ショールを使ってなりたい自分を演出してみましょう!

①【赤】が与える印象|色彩感情

赤 印象

赤が与える印象には、情熱的、華やか、行動力があるなどがあります。
これは赤が他の色よりも光の波長が長く、目立つ色だからです。(赤は交感神経に刺激を与え感情を高ぶらせる作用がある)

ですから大勢の人が集まる中で目立った存在になりたい、注目されたいという時に身に着けると効果的な色です。
その反面、感情的、攻撃的といった印象を受ける人もいるので、TPOを考えて、また色の見える面積を考えて選ぶことが大切です。

②【黄色】が与える印象|色彩感情

黄色が与える印象は、明るくにぎやかなどがあります。
また、親しみやすさを感じさせる色であることから、社交的な自分を演出したい時に向いている色です。

一方で黄色は小学生の帽子や幼稚園のかばんなどでよく見る色なので、黄色が前面に出たファッションは幼稚な印象を与えてしまうこともあります。
そうならないためには、ストールなどで黄色を取り入れたり、黄色でも薄い色やマスタードなど色味を替えてみるのがオススメです。
髪型やメイクを大人っぽくしてもいいですね。

③【ピンク】が与える印象|色彩感情

ピンクが与える印象は、カワイイ、優しいといったものがあります。
また、ピンクという色に女性らしさを感じるという人が多いようです。そのため、男性受けの良い色でもあります。

控えめなピンクは女性男性問わず好印象ですが、ピンクのアイテムが多すぎると頼りないわがままな印象さえ与えかねません。

女性らしい柔らかさを演出したい時には、薄いピンクを選んだり、首元のアクセントとしてストールを取り入れると好印象です。

④【緑】が与える印象|色彩感情

緑

緑が与える印象には、安心感や信頼感やなどがあります。
アースカラーともいわれる緑は目に優しいなどの効果があることで有名ですね。
実際緑色には筋肉の緊張をほぐしてリラックスさせる効果があります。

緑をファッションに取り入れることで、気持ちに余裕のある人、落ち着いた人、と見てもらえる可能性が高いですね。

緑色と一口に言っても種類は様々です。フレッシュなエメラルドグリーンや渋みのあるモスグリーンなど、手持ちの服や髪の色などに合わせて似合う緑を選んでみるといいですよ。

⑤【青・水色】が与える印象|色彩感情

青・紺が与える印象は、まじめで知的という印象があります。
スーツやジャケット、制服や会社のロゴなどに青が用いられているのはそのためです。

同じ青系でも水色は理性的でクール、すがすがしいという印象があります。
水色は爽やかで万人受けする色ではありますが、一方でドライで保守的なイメージもあるので、社交的な自分を演出したい時には不向きかもしれません。

青は紺色に近いほど堅いイメージが強くなります。そのため、型にはまった感じやストイックな印象を受ける人もいるので、もっと親しみやすさを感じてもらいたい時には不向きな色かもしれません。

⑥【黒】が与える印象|色彩感情

黒 Black

黒が与える印象は、大人っぽく洗練されたイメージです。
高級感や威厳を感じさせる色でもあるので、皇室や官邸など政府関係の車は黒がほとんどです。

一方で近づき難い雰囲気や威圧的な印象も与えかねない色とも言えます。

とりあえず黒を着ておけば大人っぽくまとまったスタイルになる、と黒衣服が多くなってしまうこともありますが、全身黒だったりいつも黒い服を着ていると近づきにくい人に思われてしまうかもしれません。

服に占める黒の割合も計算して、上手に黒を活用しましょう。

⑦【白】が与える印象|色彩感情

白が与える印象は、清潔さや美しさ、純粋さなどがあります。
真っ白な服と言うと、ウェディングドレスや白無垢などを連想する方もいるかもしれません。

ピュアでどんな色にも染まっていない白は、新たなスタートやまじめさを演出したい時にピッタリの色です。

白は清潔感がある一方神経質な印象を与えることもありますが、染毛していない白いカシミヤストールやショールは優しい白で堅苦しさがないので、肩に羽織って使用される方に人気です。

まとめ-なりたい自分を演出する

色はわたしたちが考えている以上に、他の人に与える印象に影響があることが分かりましたね。

色彩感情を利用して、大人の女性に見られたい、頼りになる人にみられたいなど、なりたい自分を演出してみましょう。

カシミヤストールやショールは、首に巻いたり羽織ったり、色を見せる面積を自由自在に変化させることができるので、とても使いやすいアイテムです。
また、同じ色のカシミヤストール・ショールでも刺繍が入っているとまた違った印象になります。

是非カシミヤストール・ショールを活用して、なりたい自分を演出して、いつもとは違う自分を演出してみてください。

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