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必見! 優れたカシミール刺繍の3つの見分け方| パシュミナ

必見! 優れたカシミール刺繍の3つの見分け方| パシュミナ

日本人が手刺繍に惹かれる理由

「♪ 母さんが夜なべをして、手~ぶく~ろ編んでくれた~♪」
よく考えてみると、この歌は編み物の歌なので刺繍とは関係ありませんが、日本では刺繍は主に女性が行う事というイメージがあります。

実は私の祖母も着物の仕立ての内職をしており、腕が良かったらしく仕立て料としてかなりの小遣いを稼いでいました。
子どものころ、祖母の横で着物を縫っている姿をじっとよく見ていました。
着物づくりは幼いわたしにとってそれは魅力的なものでした。
見ている最中は何が何だか分からない縫物が、徐々に形となっていき、美しい着物となっていく姿に心奪われたものです。

今から考えてみると、このころから職人たち、つまりグレート アーティザンの仕事がとても好きだったように思えます。

私たち日本人はそのためか刺繍又は手刺繍というと、その名や商品に暖かさや温もりを感じる方は多いのではないでしょうか。

刺繍に何か懐かしい・・・そして暖かく、温もりを感じるような、言葉にできないフィーリング(感覚)を感じ・・・・。
刺繍を見ると暖かく懐かしい家を思い出し、そして失ってしまったがゆえに熱望する暖かさを、手刺繍に感じてしまうのかもしれません。

話題は戻りますが、私だけかもしれませんが、刺繍について女性の仕事というイメージがあるゆえ、カシミール刺繍を扱う仕事をしていても、優れた品質のカシミール刺繍の見分け方を十分に知りませんでした。

もしかしたら、余程の刺繍好きな方でないと、優れた品質のカシミール刺繍を見分けることは難しいのかもしれません
今回は、カシミール刺繍の本場、スリナガルで聞いた優れた品質のカシミール刺繍のパシュミナ(カシミヤ)の見分け方を特集いたします。

まずはカシミール刺繍とはなんなんのか考えてみたいと思います。

カシミール刺繍とはなんですか?

カシミール刺繍とは、インド亜大陸の最も有名な刺繍の一つで、主にカシミール地方で行われている行われている針仕事で作成される成果物(主にショールやストール)のことをカシミール刺繍と呼びます。
このカシミール刺繍は、その名の通り北インドのカシミール地方に由来し、Kashida(カシダ)刺繍としても知られています。
このカシミール刺繍は、インド・カシミール地方の伝統工芸です。

カシミール刺繍は主に、ソズニ(Sozni)、クレウェール(Crewel:Aari(アーリ))、張り子(Paper Mache)など世界的に大きな需要がある人気のある種類の刺繍が含まれています。

このソズニ刺繍は、この日本でも使われているような細い針を使い刺繍を施していく技術でニードル刺繍と呼ばれることもあります。
カシミールでは、ソズニ刺繍は、今でも手刺繍で行われており、細密画を見ているような繊細なデザインが非常に魅力的です。

また太いアーリという特殊なかぎ針を使ったアーリ刺繍があります。
このアーリ刺繍はソズニ刺繍に比べて難易度が低く、カシミールでも女性なども行っております。
またカシミールに限らず世界中で行う人もおり、最近ではアーリ刺繍の機械織も出てきており、手刺繍との明確な差も分からなくなってきています。
このようにカシミール以外でも数多く作成されている、クレウェール(Crewel:Aari(アーリ))、アーリ刺繍はお手頃な価格でショールやストールのみならず、サリーや服にまで施されているので、多くの人が好む刺繍ともなっています。

とくに、カシミール刺繍の中のソズニ刺繍は、細い針を使って手刺繍によって作られたショールやストールは、1枚の巻物ではなく、芸術品とまで言われるまでに昇華された素晴らしい技術は、この現代でも高く評価されています。

このカシミール刺繍は、今やその名は一種の手刺繍の中のステータスとなっており、カシミール刺繍を施しているといわれるだけで、一種の敬意をもってその成果物は受け入れられます。

ではそのように世界中で人気のカシミール刺繍ですが、良い品質のカシミール刺繍とそうでないカシミール刺繍。
どのように見分けたら良いのでしょうか。

ボーダー刺繍
手刺繍 A
jaali刺繍
手刺繍 B

良い品質の手刺繍のカシミール刺繍のパシュミナ(カシミヤ)はどちらか分かりますか?

上の画像をご覧になってください。
もし画像が見難いと思われたらごめんなさい。
携帯電話のカメラで撮影を行った画像なんです。
スリナガルの家は日本の家に比べ非常に暗いので、見難いと思われたら申し訳ございません。
私の腕とカメラに関する知識では撮影がとても難しいんです。
そのようなことを念頭におきつつ二つの写真を見比べてください。
『手刺繍 A』と『手刺繍 B』の写真です。

両方ともカシミール刺繍で『手刺繍 A』はボーダー刺繍で『手刺繍 B』はジャアリ刺繍です。
私は一見して両方とも良い品質のカシミール刺繍のショールだと思いました。
皆さんはどちらのカシミール刺繍のショールが、優れた良い品質のカシミール刺繍のパシュミナ(カシミヤ)だと思いましたか?

答えは、下のカシミール刺繍のパシュミナ。
つまり『手刺繍 B』です。
ジャアリデザインのカシミール刺繍のショールが優れた品質のカシミール刺繍のパシュミナ(カシミヤ)なんです。

・・・・・・答えは合っていましたか?

その理由を書きます。

優れた良い品質のカシミール刺繍のパシュミナ(カシミヤ)の見分け方

優れた良い品質のカシミール刺繍のパシュミナ(カシミヤ)の見分け方を簡単にいうと、まず手刺繍のパシュミナの表(おもて)の刺繍を見ます。
そしてその手刺繍のパシュミナの裏(うら)の刺繍を見ます。
その両方のカシミール刺繍の刺繍が同じようなデザインに見えたならば、それは優れた良い品質のカシミール刺繍のパシュミナ(カシミヤ)です。

まずそれが優れた良い品質のカシミール刺繍のパシュミナ(カシミヤ)の見分け方です。

以下でもっと詳しく優れた良い品質のカシミール刺繍のパシュミナ(カシミヤ)の3つの見分け方の理由も書きます。

  1. 刺繍パシュミナ(カシミヤ)の表の刺繍のデザインが明瞭かつコントラストがはっきりしているのを選ぶ
  2. 選んだ刺繍パシュミナ(カシミヤ)の裏を見て、表の刺繍デザインが容易に想像できるか見る
  3. 実際に表と裏を比較して、デザインが似ているか確かめる
ボーダー刺繍

細かく解説していきますね。

①の点です。
刺繍の表(おもて)は、その刺繍の細かさと刺繍で表しているデザインの明瞭さを見ます。
左のカシミール刺繍のボーダー刺繍のデザインをご覧ください。
非常に刺繍が浮き出るようにはっきりと見え、コントラストが明瞭です。
これは良い品質のカシミール刺繍です。

このようにカシミール刺繍を何枚も比較してみるとはっきり分かるのですが、優れた良い品質のカシミール刺繍はデザイン(柄)の明瞭さが全く違います。
優れた良い品質の刺繍パシュミナ(カシミヤ)は、刺繍のコントラストが明確なんです。

次にを解説します。
そして上の黒のジャアリ刺繍をご覧ください。
どちらが裏かお分かりになりますか?
なかなか難しいと思います。
優れた良い品質の刺繍パシュミナ(カシミヤ)の裏を見ると、上のジャアリデザインほどではありませんが、ボーダー刺繍でもジャマワール刺繍でも裏から見ても、表の刺繍デザインが容易に想像できるのです。
それが良い品質の刺繍パシュミナ(カシミヤ)です。
つまり表のデザインほどはっきりとしてはいませんが、裏からでも表のデザインが容易に想像できるのが優れた良い品質の刺繍パシュミナ(カシミヤ)なんです。

そして最後にとして、①②を踏まえ表と裏を見て刺繍デザインを確かめます。
これが優れた良い品質の刺繍パシュミナ(カシミヤ)の見分け方なんです。

優れた良い品質の刺繍パシュミナ(カシミヤ)の3つの見分け方 まとめ

いかがだったでしょうか。

わたしも今回スリナガルにいって初めて優れた良い品質の刺繍パシュミナ(カシミヤ)の見分け方を知りました。

カシミール刺繍のバイヤーは上記のような基準で刺繍パシュミナ(カシミヤ)の価格を決めています。

ぜひ皆さんの今後の参考になれば嬉しいです。

ちなみに私のビジネスパートナーは良い刺繍品質の刺繍パシュミナ(カシミヤ)しか私には見せない(そもそも売らない)と言っています。

確かにそうじゃないと優れた良い品質の刺繍パシュミナ(カシミヤ)の見分け方など教えないですよね。

もし日本で刺繍パシュミナ(カシミヤ)を購入する場合、もしデザインが気に入ったならば迷わず当店でお買い求めください。
当店の刺繍パシュミナ(カシミヤ)は、優れた品質の刺繍パシュミナ(カシミヤ)のみを販売しております。

しかしもし海外や日本のお店で手刺繍のパシュミナを購入する機会がありましたら、ぜひこの情報が皆さんの参考になれば嬉しいです。

私とビジネスパートナーの願いは、日本の皆様にカシミールのパシュミナの素晴らしさが知れ渡ることなんです。

そのためにはお手伝いをしたいと思っていますので、もしご質問などございましたら何なりとご質問ください。

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