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マフラー、ストール、ショール|プロがその使い方の違いを教えます!

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今さら聞けない・・・巻き物の選び方

今や巻き物のサイズといえば、マフラーとストール、そしてショール

見た目は似ているのに呼び方が違う・・・
そうなんです。
今やさまざまなサイズの巻き物が揃っているのです。

このように巻き物のサイズが多いと、巻き物が欲しいと思っても、どのサイズを買ったら良いのか迷ってしまいます。
自分の使い方にはストールが良いのだろうか・・・それともショール?!
もしかしたらマフラー?!

そんな質問をしたくても、『今さら聞けない・・・・!!誰に聞いたらいいんだろう・・・?!』と思っている方はいらっしゃらないでしょうか?!

自分の使い方にはマフラーが合うのでしょうか。
それともストールなんでしょうか・・・・

テレビや雑誌などで外国の人を見てみると、オシャレに巻き物を使いこなしているのに・・・
『巻き物の文化が根付き始めた日本人には、少し難しいかもしれない。』
ちょっと自分を慰めてみたりします。

でもGreatArtisan(グレートアーティザン)はオシャレに巻き物を着こなしてもらいたいと思っています。
そして楽しんでもらいたいと思っています。

そのため今回はマフラーやストール、そしてショールの違いについて特集してみます。

マフラーとストール、ショール、それぞれの違い

マフラー・ストール・ショール:サイズごとの違い

マフラーとは
形状:幅の狭い長方形(幅 約300〜500mmが中心)
長さ:首周りを一周する程度(長さ 約1600〜1800mmが目安)

マフラーは、厚手の素材を使用しています。
そのため使用する時期は主に“冬”となり、素材もカシミヤやウールなどの厚手のニット素材、そしてファー(フェイクも含む)素材のような厚手モノになります。

そのため、巻き物としては大胆なボリューム感を出すことができ、マフラーを巻くだけでコーディネートの雰囲気をいっきに冬っぽくすることが可能です。

しかし、室内などに入ってマフラーを首からとる際には、かさばりやすく、バッグなどにしまえないのがマフラーの欠点でもあります。

ストールとは
形状:幅の広い長方形(幅 約600〜700mmが中心)
長さ:肩から羽織れる長さ(長さ 約1800~2000mmが目安)

ストールはマフラーと違い秋冬に限らず、適正な生地を選べばオールシーズン使えます。
ストールの素材には、カシミヤ、麻、綿、絹などさまざまな素材が使用されます。

ストールの特徴としては、生地がマフラーより薄いため、スカーフのように上品に巻いてドレープを活かしたスタイルを楽しめます。
また、生地が薄いため様ざまアレンジした巻き方を楽しめ、ファッションコーディネートにも幅を出すことができます。

さらに首に巻くだけではなく、日本人のように平均身長が小さい方は羽織ることによって、ファッションアレンジを楽しむことができます。

またストールは生地が薄いとは言え、カシミアやパシュミナ、ウール素材などの保温性の高い生地のストールを巻くことで、マフラーに匹敵するほどの温かさを保つことも可能です。

ショールとは
形状:幅の広い長方形(幅 約1000mmが中心)
長さ:肩から羽織れる長さ(長さ 約2000mmが中心)

ショールはストールとは違い、肩にかけて使ったり、中東などでは体に巻いて使うものなので、日本人がこのショールサイズを使うにはアレンジが効かせづらいことがネックだったりします。

しかし最近の日本人にも大柄の方が増えてきていますので、そのような欧米人のような背格好の方はショールがよく似合います。

しかし非常に柔らかいカシミヤショール(カニ織など手織りショール)などを使えば、身長体格などに関わりなく、首に巻いてもかさ張らず、肩掛けにも、ひざ掛けにも使え防寒だけでなく、夏の冷房除けなどにも使えます。

そのためショールサイズとはいえ、ショールの素材を選べば様ざまなアレンジを楽しむことが可能です。

【比較編】マフラーとストール、ショールの違い

マフラーとストールの違い

Scarf
マフラー

マフラーとストール、この2つの大きな違いは、使用できる季節とサイズと使用用途です。

まず使用できる季節から考えるとマフラーは冬を中心に着用しますが、ストールは素材を変えれば一年中着用することができます。

また、マフラーはサイズは小さいものの厚みがありますが、ストールはサイズが大きいものの厚みはありません。
ストールによっては、本当に薄くスタイリッシュなストールもあります。
そのため、ストールはそれぞれ着用時の見え方やアレンジ方法も変わるのです。

しかしマフラーは厚みがあり、季節も冬に限定されるので使い勝手は限られてしまいます。
その代わりマフラーの方がお安く購入できるかと思います。

サイズという面では、マフラーは短く細いものが多いので首に巻く使い方にほぼ限定される場合が多いです。
しかしストールの場合は縦のサイズや長さがあるので、首に巻く場合以外の使用用途も考えられます。

そのため『ただ冬の防寒用に安いものが欲しい』ということならばマフラーを選択。
『せっかく購入するのでオシャレにいろんな使い方ができるファッションアイテムにしたい!』ということならばストールを選択されるのが良いと思います。

ストールとショールの違い

ストール

ストールとショールの詳しい違いについては、以前にも特集していますので詳しく知りたい方は自分に似合うのはストール/ショール どっち?!|カシミヤ/パシュミナをお読みください。

ストールとショールは明確な違いがありません。
ストールとショールの違いはサイズだけです。

ショールは商品によって厚さが違う場合もありますが、多くの場合はサイズだけの違いになります。

そのためストールとショールの違いは使用用途ということになります。

その使用用途いう点から考えますが、
ストールもショールもデザインのバリエーションも使い方のバリエーションも豊富です。

しかし注意しなければならないのはショールは縦のサイズが1000mm(1メートル)がほとんどのため、
巻き物を首に巻いて使う日本人の使い方に合うショールと合わないショールがあるということです。

たとえば厚手のショールですと首に巻くと首回りが太くなってしまい、スッキリ感はなくなってしまいます。
暖かい、つまり防寒効果は高いと思うのですが、それとともにオシャレ感を失ってしまい、野暮ったさがでてしまいます。

ですからもしショールを選ぶのであれば、厚手のショールは選ばない方が賢明です。

もし厚手ではなく、ストールと変わらない厚みのショールを選ぶのであれば、ショールを首に巻くとともに肩に羽織ったり、体に巻いたりすることができます。

とくに体が大柄な女性はショールを選ぶのであればファッションコーデの幅は広がるかと思います。
ちなみにインドや中東の女性も男性もショールを選択し、体や肩から巻くような使い方をしています。

しかしこの日本人の使い方のメインは首に巻くことであり、ときに肩に巻いたり、膝にかけたり、そしてカバンの中に畳んでしまったりするかと思いますので、サイズ的にはストールで十分なサイズだと思います。

マフラーとストール、ショールの違いはなんですか? – まとめ –

マフラーとストール、そしてストールとショールの違いをご理解いただけたでしょうか。

巻き物としての様ざまな使い方を考えると、日本人にはストールが一番合致しているように思います。

しかしそれは一般的な巻き物としてという意味です。

カシミールのカシミヤ/パシュミナは、非常に高品質で高級なカシミヤ山羊の毛を使っていますし、手織りのため、非常に暖かいにも関わらず、軽く薄くできています。
そのためショールサイズであったとしても、たとえ首元に巻いたとしても首元が膨らんで野暮ったくならず、スッキリとしたオシャレな首元になります。

とくにカニ織は非常に優れた織物です。
カシミールのカニ織は世界最高品質ともいわれています。

ぜひカシミールの手織りカシミヤ/パシュミナとともにおススメアイテムですので、一度ご覧くださいませ。

皆さまがマフラー、ストールやショール、いずれの巻き物になったとしても満足する巻き物を選ばれることを願っております。

以下にGreatArtisan(グレートアーティザン)の各種ブランドを以下に紹介いたします。
皆さまの巻き物選びの参考になれば幸いです。

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