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自分に似合うのはストール/ショール どっち?!|カシミヤ/パシュミナ

自分に似合うのはストール/ショール どっち?!|カシミヤ/パシュミナ

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ショールとストールの違いってなに?

いつもの自分をお洒落をバージョンアップしてくれる、魅力的な巻き物たち。

いつものコーディネイトに一枚投入するだけで、手抜きした日のスタイルすら見違えるほどです。

しかし一口に巻き物といっても・・・・
ストール、スカーフ、マフラー・・・・種類は数多くあります。
いったいなにを選んだらいいんだろう・・・・
このように思われている巻き物好きの方たちも多いと思います。

わたしたちGreatArtisan(グレート アーティザン)のように、カシミールの手織りや刺繍など本格的な巻き物たち(カシミヤ/パシュミナ)を数多く扱っているとどっちを選んだらよいのかと相談されることはままあります。

とくにわたしたちのお客さまはカシミヤ/パシュミナに造詣の深い方たちが選ばれることが多いお店なので、
「そのような方たちも迷うんだなぁ~」というのが素直な印象です。
決して気軽に買えるものではないので、自分に合ったカシミヤ/パシュミナを買いたいと思うんですよね!!
そんな皆さんをいつも全力でバックアップしています!!!

しかしよく考えるとわたしも最初はそうでした。

わたしの場合はいい加減なので、生地が多い方がいいだろうと思いショールを買いました。
大は小を兼ねるという日本のことわざに従ったんです。
ですが、メインの使い方は首に巻いて使いたいという、身長が158cmのわたしの使い方には・・・・・

こんなわたしのような経験をした方はいらっしゃるのではないでしょうか?!

このコンテンツでは、そんな方たちの助けになればと思い特集します。

自分の使い方にあうのは?ストール?! それともショール!?

この特集を参考にしてください。

ショール又はストールとは何ですか?

ショールとは?

ショール

ストールとショールには大きな違いはあまりないのですが、大きく違っているのがストールよりも大判だということです。
ものによっては厚手なものもあるようですが、Great Artisan(グレートアーティザン)のショールはストールと同じ厚さです。
そしてショールは肩がけをメインとして使用するファッション小物です。

このショールという言葉は、細かいウールの衣服の全範囲に与えられた名前であったペルシア語の「シャール」に由来しています。
インドのショールは、ペルシャ人のように、肩にかけて折られて着用され、ガードルとしては着用されませんでした。

今日ショールは、北インドの暖かい防護服として着用され、使用され、カシミールは世界中のショールと同義語になっています。

カシミールのショールの品質や販売数、そして知名度は、インドのムガール帝国の支配時に、以前のショールの中心であるインド北西のフロンティアとパンジャブ州を追い抜ぬきました。

ムガール帝国の皇帝アクバルは、カシミールのショールとそれの着用方法に大きく魅了され、彼はショールを着用する様々な方法を試し、肩の上に投げ込まれた折り目なしで着用するのが最も良いと感じたようです。

ですから現在においても中東ではカシミヤ/パシュミナをこのような使い方で使われる方が多いので、ショールの大きさ(W2000mm×H10000mm)がメインに販売されています。

その影響か残念なことに「これはいいデザイン!」と思う刺繍やKANI織りなどのカシミヤ/パシュミナの多くはショールサイズがメインです。

ストールとは?

ストール

ストールは古代ローマの女性が着た外衣ストラ(stola)がその前身と言われています。
また中世の聖職者が首からかけた帯状のものが変化してストールになったともいわれる。

いずれにしても、現代でストールとは主に首に巻くものをストールと呼ばれています。

ストールはマフラーと同じように首元に巻かれることが多いのですが、ショールのように肩に掛ける「肩掛け」としてもストールは使われます。
この日本では、ストールはそのようにオールマイティーな使い方で使われることが多いのです。

ちなみに女性の体形が大き目のほかの国(たとえばドイツやオランダなど)では、ショールの需要が多いようです。

ストールは生地が薄い物、幅広く、長い物など様々な種類のものが多く存在しています。
素材に関しては時期を選ばないので、使い道として紫外線を守る日焼け対策、寒さから身を守る寒さ対策に重宝します。

ストールはカジュアルスタイルにもお呼ばれスタイルにも合うので、一枚あればファッションコーディネートに幅ができます。

ストールのサイズは、カシミールでは巾(W)2000mm×700mmがほとんどです。

カシミールでは、ストールをスカーフというときもあります。
ですからスカーフ(scarf)?!と言われても「あっ。ストールのことだな」と脳内で変換してくださいね。

彼らの頭の中では、ストールは首に巻く使い方がメインだと思っているので、スカーフじゃないかと思っているのでしょう。
わたしのカシミールの友人は日本人のように細かく、気遣う人なのですが、彼と一緒に働いている甥っ子はかなり適当です(笑)

ショールとストールの違いのまとめ

これまで考えてきたように、ショールとストールの違いはその大きさです。
それゆえ、その大きさに従って使い方も変わっています。
言い方を変えると、その使い方によってストールかショールかを選ぶことができるとも言えます。

まず下の写真をご覧ください。
分かりやすいようにカシミヤ/パシュミナのショールとストールを比較しています。
左がショールで、右がストールです。

下の写真は、身長を約160cmに合わせていますので、ご自分の身長に変換して参考にしてください。
そうすると自分がショールやストールを巻くとどんな感じになるかイメージが沸くと思います。

巾(W)は同じ2000mm(2m)です。
これくらいあった方が使い方の幅が広がります。

ご覧のようにショールは縦幅がストールより大きめに作られています。
1000mm(1m)です。
ですから体全体を覆う使い方ができます。
しかし前で巻いてもご覧のように結び目が少し余っているように見えます。
ですから体の小さい日本人は、ショールを首に巻くとスッキリしているカシミールの手織りショールでさえも少しもっこりするかもしれません。
多分ショールを首に巻くとストールの欄の上の女性のような感じになります。

カシミヤストール
LALI|カシミヤ/パシュミナ

一方ストールは、下の右の写真から分かるようにショールよりは小さく作られています。
カシミールのカシミヤ/パシュミナは手織りなので前後しますが、ストールの幅は約700mm(70cm)です。

たかだか30cm・・・こう思う方もいらっしゃると思いますが、首に巻くとこの30cmの違いがかなりの違いを生み出します。

右の写真をご覧ください。
これはカシミールのカシミヤ/パシュミナストールを首に巻いた写真です。
やはり手織りなので首元に巻いてもスッキリした印象を与えます。

ですからストールはカシミヤ/パシュミナの主な使い方として、首に巻いて使うことをお考えの方におススメです。
ショールのように体全体を十分に覆う事はできませんが、首に巻くと丁度良い大きさです。
しかしわたしのように体がそんなに大きくない人なら、首に巻いても、肩から掛けてもストールは丁度よい大きさです。

ショール
ショール(身長160cm想定)
ストール
ストール(身長160cm想定)

Great Artisan(グレートアーティザン)のカシミヤ/パシュミナのサイズ

わたしたちGreat Artisan(グレートアーティザン)のカシミヤ/パシュミナサイズは以下になっております。

できるだけイメージができるように縮尺も合わせたりして、皆さまがイメージできるように工夫いたしました。

ぜひ参考にしてください。

サイズ
カシミヤ/パシュミナのサイズ

まとめ – 自分の使い方に合うのはストール/ショール どっち?! –

いかがでしょうか。
自分の使い方に合うのはストール/ショール?!
迷ったときの参考になる情報になったでしょうか。

分かりやすく表に纏めてみます。

主に肩に掛ける
主に首に巻く
主な使い方ショールストール
ほぼ平均身長と同じ
平均身長より高い
体の大きさストールショールを検討

まとめるとこんな感じです。

たとえば使い方でいうならば、身長が日本人の平均身長で、カシミヤ/パシュミナを主に首に巻いて使いたい方はストール。
しかしカシミヤ/パシュミナを主にパーティーやイベント、セレモニーで使い、肩にかけるような使い方をする場合はショール。

また体が大きな方(例えば身長170cm以上の女性)であるならば、首に巻く使い方でもショールを検討しても良いかもしれませんね。
そんな方がカシミールのカシミヤ/パシュミナを首に巻いたら、まるで一流モデルのような印象を与えるのでしょうね?!
羨ましい限りです。

その反面、わたしのように平均身長くらいの人は、ストールでも肩にかけた使い方ができるかもしれません。

余談になりますが、カシミールで売られているのはショールがメインです。
ですから「素晴らしいデザインだなぁ」と感じるもののほとんどはショールのサイズです。
KANI織りのサイズもほとんどがショールです。
KANI織りはストールサイズでも作れるのですが、流通している商品数が多くなく依頼すると6-9カ月かかります。
※KANI織りの詳細な情報はカニ織り(KANI Weaving)の真実|カシミヤ/パシュミナの王様をご覧ください。

KANI織りはそのままショールサイズで入手しますが、刺繍されたカシミヤ/パシュミナなどで気に入ったデザインがあれば、3カ月かかりますがストールサイズで特注しています。
ですからGreat Artisan(グレート アーティザン)の刺繍されたカシミヤ/パシュミナは特注の一品モノのカシミヤ/パシュミナが多いです。

またヨーロピアンデザインの素晴らしいカシミヤ/パシュミナも用意していますが、これらもまたほとんどがストールサイズです。

しかし刺繍カシミヤ/パシュミナ、ヨーロピアンデザインのカシミヤ/パシュミナ。
いずれのカシミヤ/パシュミナもショールも日本に若干ですが用意しておりますし、カシミールから直ぐに(2週間)取り寄せることも可能です。
先ほどお伝えしたように、カシミールはショールがメインなのでショールの在庫はあります。

ぜひお好みにあった、皆さまの使い方にあったカシミヤ/パシュミナを選んでいただきたいと思っています。

それで特別なときだけでなく、常に、普段からカシミヤ/パシュミナを使っていただきたいと思っています。

そうすれば、カシミヤ/パシュミナでオシャレをする文化がこの日本にも根付くときが来ると思っています。

わたしたちを含め、カシミールの友人もそう願っています。

これらの情報が自分にあったカシミヤ/パシュミナを探しているみなさんの参考になったら嬉しく思います。

以下にはGreat Artisan(グレートアーティザン)のカシミヤ/パシュミナをご紹介いたします。

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