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失敗しないカシミヤ/パシュミナ製品の選び方
パシュミナ・・・
今で言うカシミヤは、ヨーロッパでは遥か昔、ナポレオンのエジプト遠征の際、妻ジョセフィーヌへのお土産としてフランスに持ち込まれ、それをきっかけとしヨーロッパ社交界で愛用されるようになりました。
その頃よりカシミヤ/パシュミナはパシュミナの原毛の産地であるインド・パキスタン国境のカシミール地方から、はるばるシルクロードを通って、または船便によってヨーロッパに運ばれ、ヨーロッパの王族や貴族の女性達をはじめ、多くの淑女達に愛され続けてきたのです。
ことファッションの世界では、今もなお「カシミヤ以上の自然素材は存在しない」といわれることさえあります。
そのため現在でも毎年冬のシーズンになると、様々な高級ブランド、有名人気ブランド、はたまたユニクロでさえも、それぞれのブランドの名誉と威信にかけて、カシミヤ製品を生産し、それを店頭に並べています。
このように今もなお世界で愛される憧れのカシミヤ/パシュミナ製品だからこそ、本物のカシミヤ/パシュミナ製品を選び、お気に入りの一品、または自分の一生モノにしたいものですよね。
このコンテンツでは、プロであるわたしたちが教える本物のカシミヤ/パシュミナ7つの選び方を特集してみたいと思います。
カシミヤ/パシュミナが愛される理由
前述のようにカシミヤ/パシュミナ製品が愛されているのは、この日本だけではありません。
誤解を恐れずに書きますが、わたしたちが住むこの日本よりヨーロッパ・北米諸国やその文化を引き継いでいる国の方が、本物のカシミヤ/パシュミナ製品を愛している人が数多くいらっしゃいます。
そうです。それらの国のファッションにはカシミヤ/パシュミナ製品という文化が根付いているのです。
それらの国はカシミヤ/パシュミナと接している歴史が違うのです。
たとえば、日本では駅や街を歩いていても残念ながら本物のカシミヤストールを纏っている人は少なく、ほとんどはウールです。
日本のニュースや写真などのセレブや有名人を見てもカシミヤストールを使っている方は少数ですよね。
しかし欧米の状況は違います。
男性から女性まで、一般の方からセレブまで、数多くの方がさまざまなデザインのカシミヤを首に纏い、ファッションを楽しんでおられるのです。
カシミヤ/パシュミナを普段着のジーパンからパーティードレスまで、さまざまなファッションに合わせたアイテムの一つとして、カシミヤ/パシュミナを使いこなしているのです。
なぜこんなにもカシミヤパシュミナ製品は愛されるのでしょうか。
それはカシミヤ/パシュミナ独特の、美しくて柔らかい光沢感とヌメリがあります。
これはシルクにはないものです。
そのカシミヤゆえの光沢とヌメリは、プロが見て触ると本物のカシミヤ/パシュミナはすぐに分かります。
さらに、そのカシミヤ独特のなめらかで上質なタッチから、他の自然素材との違いがはっきりと分かります。
そして実際に手に取ってみると、カシミヤ/パシュミナは他の自然素材に比べて繊維が細いために非常に軽く、他のウールの製品などとの違いははっきりと明確に分かります。
このようにカシミヤ/パシュミナは目に見て感じ取れるほど外観と風合いで、製品自体のクォリティの高さ、素晴らしさを、実にかんたんに、周囲の人に理解してもらえる、自己主張のできる数少ない素材なのです。
しかもカシミヤ/パシュミナは非常に軽く、暖かいのです。
そうです。
これがゆえ、カシミヤ/パシュミナ製品は多くの人々に愛されるのです。
カシミヤパシュミナを賢く選ばなければならない理由
このようにカシミヤ/パシュミナは、多くの人々に愛されるがゆえか、残念ながらカシミヤ/パシュミナには偽物が数多く横行しています。
特にカシミヤの本来の名称であるパシュミナは、本来持っていたヒマラヤの高山地帯に棲んでいるカシミヤ山羊の獣毛を繊維にした製品という意味からほど遠い意味さえ持ってしまったのです。
そのためかネパールや中国などに行くと、パシュミナという名のもとに化学繊維やシルク、綿や羊毛などを使って作られた製品が数多く売られています。
そしてたちの悪いことに彼らは「これは本物のパシュミナだ!」と声高に主張します。
このような現状があるので、本物のカシミヤ/パシュミナ製品が欲しいと思う人は、本物のカシミヤ/パシュミナを探すことをとても難しく思います。
そうなんです。
本物のカシミヤ/パシュミナを見抜き、選び、購入していくのはとても難しいことなんです。
そんなお悩みをお持ちのお客様に、Great Artisan(グレートアーティザン)では本物のカシミヤ/パシュミナを選ぶ、簡単な7つの方法を以下に記します。
ぜひそれを参考にし、本物のカシミヤ/パシュミナをGetしたい!と思っている皆さんの少しでも参考になれば嬉しいです。
※一部加筆しました。(2019年1月某日)
正しいカシミヤ製品の7つの選び方
素材表記のタグや記載内容を確認する | お店でカシミヤ/パシュミナ製品を見ている場合は、そのタグを見れば分かります。 しかしECサイトの場合は素材表記や素材の原産地などがしっかりと記載された商品を購入することをお勧めいたします。 実店舗でもECサイトでも自分が販売している製品に関するしっかりとした知識を持ち、それを表記したり、伝えてくれるお店をおススメします。 やはりその製品に関するしっかりとした知識を持ち、使っている糸や織り方、原産地などをすべて正直に教えてくれるところで買うと安心ですよね。 カシミヤ/パシュミナ製品は、非常に高価な製品です。 |
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光沢や毛質をみて、触ってみる | カシミヤ/パシュミナ製品の品質は、本当に良いカシミヤ/パシュミナ製品を一度でも使った人は、見て触っただけで直ぐに分かります。 全く違うからです。 最近は安価なカシミヤ糸を薬剤によって柔らかくして見た目のカシミヤの光沢を出すような加工があるらしいので、見ただけでは決して分かりません。 見て、触らなければ本物のカシミヤ/パシュミナ製品は分からないのです。 もし触れなければ信頼できるショップや、勇気を出してメールなり電話なりで質問、相談してみましょう。 そのショップの対応で、お店の誠実さを知ることができますし、思わぬ情報を知ることができるかもしれません。 |
本物のカシミヤは非常に軽い! | カシミヤ/パシュミナ製品の大きな特徴はその軽さです。 なぜならばカシミヤ/パシュミナ山羊の糸は元々非常に細く、特に高山地帯で暮らしている山羊(人間もそうなのですが)の毛は毛の中にある空洞が広くなっていくということが科学的に分かっています。 その空洞の中はもちろん空気なので、その空洞が大きくなる=空気が多くなる=軽くなる・いっそう細くなる=空気が多い=暖かいという方程式が成り立つのです。 ですから通常本物の手織りのカシミヤ100%のストールなら100g前後と思っていただければ目安になると思います。 ときに、非常に軽いカシミヤ/パシュミナストールは注意!という人もいます。 ですから製品や製品写真を確認し、信頼できる確かな理由があるなら非常に軽かったとしても問題はないと思います。 わたしたちの言っている本物のカシミヤ/パシュミナに関する情報は、このコンテンツを参考にしてください。 |
適正価格のカシミヤ/パシュミナ製品を選ぶ | 今は安ければすべてよしという方も多くいらっしゃいます。 しかしこの日本には「安物買いの銭失い」ということわざもあります。 昔からの知恵として、やはり非常に安いものは疑う必要があります。 その価格の目安として、この日本とカシミヤ/パシュミナの本場ヨーロッパの価格を参考にすることができるかもしれません。 カシミヤ/パシュミナの繊維はランクが数多くあります。 カシミヤ製品のランク表およびなぜカシミヤ製品に安価なものがあるのかをカシミヤ/パシュミナ製品には、なぜ高い製品と安い製品があるの?というコンテンツで詳しく解説していますので、参考にしてください。 本物のカシミヤ/パシュミナ山羊の毛を100%使っており、カシミヤ/パシュミナ山羊の糸を使用した、良いストールを購入しようと思ったらその金額が目安です。 ちなみにこの価格はカシミールでいうところのプレーン、ムジのストールのことです。 |
鑑定書付きの製品を購入する | カシミヤ/パシュミナ製品は偽物が横行しています。 そのため百貨店でもショップでも鑑定書付きでなければ販売できなくなっているところは数多くあります。 カシミヤ/パシュミナ製品は(財)ケケン試験認証センターにて検査を行うのが通常です。 そのケケン試験認証センターなどの公的な検査機関にて素材や繊度(糸の細さなど)検査をし、鑑定書を取得しているお店から購入することをおススメいたします。 カシミヤ/パシュミナは繊度(糸の細さ)と長さでランク付けされます。 |
ブランドや名前に騙されない | カシミヤ/パシュミナの信頼性に大きく傷がついたのは、有名ブランドメーカーが2007年に起こしたカシミヤ偽装事件です。 しかしそれ以外にも、カシミヤに関する偽装は今もなお続いています。 ですからこれは対岸の火事ではないのです。 教訓はブランド・名前に騙されないという事です。 どんな有名メーカーであろうと、どんな有名なブランドであろうと、カシミヤ/パシュミナを本当に大切に思い、愛し、本物を皆さんに届けたいという想いが無ければ、容易に偽装できるのがカシミヤ/パシュミナだということが明らかになった事件でした。 カシミヤ/パシュミナを愛し、誠実に販売しているお店を見極めましょう。 |
カシミヤ/パシュミナに関してよく知っていて、正確に情報を伝えてくれるお店を選ぶ | カシミヤ/パシュミナ製品は、扱っている店は多いけれど、その分カシミヤ/パシュミナに関する正確な知識などの情報を持っている店と持っていない店の差も激しい製品でもあります。 未だにカシミヤとパシュミナは違う山羊の毛を使っており、パシュミナは特殊なヒマラヤ地方にしかいない山羊の毛を使っているとか、パシュンという特殊な山羊がいるなどといったある部分は正しいのですが、結論などがねじ曲がった情報を信じている人はいます。 真実な情報を見抜けない人が売る製品、本当のことを知ろうとしない人が売る製品の中に、本物の良いカシミヤ/パシュミナ製品があるでしょうか? もしあったとしても、安定して供給できるでしょうか? 日本人はとくに信頼を大切にします。 |
本物のカシミヤ/パシュミナの7つの選び方 - まとめ –
いかがだったでしょうか。
せっかく高価なカシミヤ/パシュミナ製品を買うのですから、賢く本物のカシミヤ/パシュミナ製品を買いたいものです。
想像してみてください。
世界で一番用いられている通貨はドル$です。
そのように世界中からニーズがあるため、そのドル$は偽物の数も世界一と言えるかもしれません。
その偽物も多いドル$の真贋を見極めるにはどうするでしょうか?
大抵のテレビでは本物のドル$と偽物のドル$を比較するのが最善だと言われています。
同じようにもし世界で愛されている本物のカシミヤ/パシュミナ製品を手に入れたいと思ったらならば、ぜひ本物カシミヤ/パシュミナを一度手に入れて、触ってください。
そして本物カシミヤ/パシュミナの良さを体験してください。
そうすれば必ず本物カシミヤ/パシュミナを見分けることができ、カシミヤ/パシュミナ製品選びに失敗することはなくなります!
当店のカシミヤ/パシュミナ製品はカシミヤの本場カシミールから直接取り寄せています。
また既にカシミヤの本場ヨーロッパなどで高い評価を受けた製品ばかりです。
(財)ケケン試験認証センターの検査を受け、鑑定書も取得しています。
またカシミヤ/パシュミナ製品に関する知識や愛も、当店のブログを見ていただければわかります。
ぜひ当店のカシミヤ/パシュミナ製品をご覧ください。
失敗しない ストールの選び方というページをご用意しています。
皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
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TAMANI◇手織り ハンドメイド◇カシミヤ/パシュミナ100%|ストール|チェック(クーフィーヤ)|グリーン/ブラック
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カシミヤ 手織り ストール|一品モノ|ボーダー 手刺繍 パシュミナ|生地:ガーネットレッド|刺繍:ピンク色/薄緑色/薄赤色
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カシミヤ 手織り ストール|一品モノ|ボーダー 手刺繍 パシュミナ|生地:マスタードイエロー|刺繍:青色(2種)/緑色/ピンク色
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手刺繍 ソズニ刺繍 ジャリ|メリノウール 100% ストール|生地:オフホワイト|刺繍糸(4色):茶色/エンジ色/オレンジ色/赤色
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手刺繍 ソズニ刺繍 ジャリ|メリノウール 100% ストール|生地:コーラル|刺繍糸(4色):紫色/オレンジ色/深緑色/黄色
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手刺繍 ソズニ刺繍 ジャリ|メリノウール 100% ストール|生地:ダークオレンジ|刺繍糸(4色):緑色/白色/ピンク色/黄色
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