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カシミヤストール・ショールが着物に似合う3つの理由!

カシミヤストール・ショールが着物に似合う3つの理由!

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着物とカシミールのカシミヤって似合うの?!

今年も成人式の日には、色とりどりの晴れ着を見かけました。
昨今は着物離れと言われていますが、今でも成人式にはほとんどの女性が振袖を着ますし、七五三、入学式、卒業式、結婚式など日本人の女性なら着物を着る機会は人生に何回かあるものです。

こうした行事もたいていは洋服で代用できてしまうものですが、やはり着物には洋服にはない華やかさや品格がありますし、着ている自分も、その非日常感にうれしくなるものです。

着物というのは日本人のアイデンティティのようなものなのかもしれません。

その証拠に、外国の方と接する機会が多い方や日本文化や観光などに関係するお仕事をされている方などは、着物を着る機会が多いかもしれません。

しかし四季があるこの日本で、その季節や天候に合わせて着物を着るには、普段洋服の時に着るのとは別のアイテムが必要になります。

しかもお仕事で着物を着るような方は別にして、大抵の人は着物は年に何回も着る物ではないので、そのためだけにいろいろ買い揃えるのは大変だと感じている方が多いのも事実です。

そんな方におすすめなのが、カシミヤのストール・ショールです。

なぜならば、カシミヤのストール・ショールは色や柄によって着物の雰囲気を変えることもできますし、カシミヤを体に巻くとカシミヤ自体が保温性が高いので防寒にも使うこともできます。

ですから強引に着物とカシミヤを結び付けているわけではないんです。
事実当店でも着物で使うとおっしゃってカシミールのカシミヤストール・ショールを購入される方もいらっしゃるんです。

このコンテンツでは、カシミヤのストール・ショールが着物にぴったり合うと言える3つの理由を取り上げたいと思います。

着物の防寒服として使えるカシミヤストール

着物の防寒服とは

着物を着る際の防寒服とはなんでしょうか。
着物の上に着る防寒服には一般的に道行(みちゆき)や羽織があります。
これらは着物着用時の防寒目的以外に、着物の汚れを防ぐという役割もあります。

以下に道行(みちゆき)や羽織を含む、着物を着用する際の防寒着について簡単に紹介します。

道行(みちゆき)道行(みちゆき)とは外出用のコートのことで、衿の形が額縁のように四角いものは道行コート、着物と同じような衿で上前と下前を合わせるものは道行着といいます。

道行は言葉の通り、目的地までの道中に着るものなので室内に入ったら脱ぐという決まりがあります。

羽織羽織とは、洋服でいうとジャケットやカーディガンにあたるもので、着物や帯が見えるように前を開けて着用し、羽織紐というおしゃれな紐で前を留めます。

羽織は防寒というよりは着物とのコーディネートを楽しんだり、正式な場で着られる略礼装に対応するなどの目的があります。

羽織は、道行と違って室内で着用できるので、脱ぎ着の心配がありません。

着物用コート着物用コートとは、ベルベットやウールなどのコートで、脱ぎ着しやすいように袖まわりがゆったりとした作りになっています。

また帯をつぶさないように背中の部分も余裕があります。

着物用コートには身ごろの前部分がボタンで留めるものが多くあります。

着物用コートは道行と同じで室内に入る時には脱ぐのがマナーです。

あげてみると、着物の防寒用に使えるものって多くありますね。

しかし残念なことに着物とは一緒に使えても、それ以外のときは・・・・
洋服とは・・・・
併用するにのはなかなか難しいところです。

そこでご提案するのは、カシミールのカシミヤストール・ショールです。

理由①:カシミヤショール・ストールを着物と使うメリット-体温調節が簡単!

着物 ストール

上の表のように着物の防寒着は様々ありますが、都市部は比較的暖かいうえに、電車や車で移動する間には熱くなって汗をかいてしまうということもあります。

そんな時コートは脱ぎ着が大変です。
洋服でも大変なのに、慣れていない着物の脱ぎ着なんて・・・・・
想像するだけでも大変そうです。

そんなときに、カシミヤのショールやストールでしたら、サッと羽織るだけなので、脱ぎ着が簡単で着崩れの心配がありません。
しかもカシミヤなので暖かいんです。

またさらに寒さが気なる時、底冷えするときには、道行コートの首元にカシミヤのストールを合わせれば寒さ対策もばっちりです。
カシミヤショールやストールも、道行と同じく室内に入る時には外す決まりですが、その際も手早く畳んで場所を取りません。

でも海外などは室内でカシミヤストール・ショールをしていますので、そんなに気にならない人も増えています。

またカシミヤの大きめのショールなら、寒く感じられる首周りだけではなく身八つ口を覆ってくれるので、防寒性が高まります。

そうなんです。
カシミヤストール・ショールを1枚持っているだけで、着物でも簡単に体温調節ができるんです。

こう考えてみると、着物とカシミヤストールとショールは、とっても合うような気がしませんか。

身八つ口とは

着物の身頃の脇の部分にある、縫い合わされていないあき部分のことです。
袖つけの下のあたりにあり、女性と子供の着物にだけあり男性の着物にはありません。

身八つ口にはいろいろな役割がありますが、女性はこのあき口の部分で体形によるずれやしわを吸収して着物をきれいに着ることができます。
また着物を着たまま授乳したり、あき口から手を入れておはしょりを整えたりできます。
子どもは、帯の代わりの付紐を通すための穴という役割があったようです。

理由②:カシミヤのストール・ショールのメリット-汎用性がある

道行
四角い衿の道行コート

前述したように道行や羽織は着物の時にしか着用しないので、日常的に着物を着用して出かける方以外はほとんど着る機会がありません。

しかしカシミヤのストールやショールは、洋服にも合わせられるという大きなメリットがあります。

薄手のカシミヤストールやショールは真夏を除く3シーズン使えますし、洋装でのフォーマルな場にも使用できるのでとても経済的です。

またよく着物とカシミールのトラディショナルな刺繍ショールを合わせる方、たまにカニ織などを着物に合わせる方もいらっしゃいます。
とても着物に似合うんです。

それらを洋服と合わせてみたりされていますので、着物とカシミヤストール・ショールを合わせるならば使い勝手が2倍に増えるんです。

これも着物とカシミヤストール・ショールはぴったり合う理由でもあります。

羽織

理由③:羽織として年中使えるカシミヤショール・ストール

ある程度年齢が上の方たちは、着物の上にはいつでもコートや羽織物を着るもの、と考えている方が多くいらっしゃいます。

え?!夏でもコート?羽織?と思いますが、着物の歴史は長く、その間にはいろいろな風習ができました。
その風習の一つに、「帯付きでは外出しない」というものがあります。

「帯付き」とは着物の上にコートや羽織を着用しない着方のことです。

昔は着物の上に何も羽織らず、帯を見せて歩いているのは芸者や水商売の女性という見方があったので、年配の方の中には「帯付きで歩く」=はしたないという感覚の方がおられるのです。
また、着物や帯が汚れるのを防ぐという目的もあったようです。
そこで登場するのが、着物の上に羽織りというわけなんです。

現在は暖かい時期は何も羽織らずに外出してもマナー違反ではありませんが、今でも目的地に到着するまでは何かを羽織るという方も一定数いらっしゃいます。

マナーを気にされる方がいらっしゃる場に出向くときには、お太鼓が隠れるくらいの薄手のストールやショールを一枚肩に羽織ると安心です。

後程取り上げますが、カシミヤのストールやショールは着物に負けない上質感で、薄手のものもあり3シーズン使用できますので、一枚持っておくといろいろな季節に対応することができるのでおすすめです。

夏場も使えるカシミヤストール・ショール

pashm
Pashm(パシュン)

着物を着る人にとっては、夏も冬もないのかもしれませんね。
夏場の羽織物の中には、レースや絽・紗のような透け感があり通気性の良い織り方のものがあります。

しかし着物以外にわざわざ薄手の羽織物を購入するのはハードルが高いという方もいらっしゃいます。
カシミヤのストール・ショールはそんな方にもお勧めです。

カシミヤというと、冬物の素材をイメージする方がほとんどだと思いますが、カシミヤという繊維は大変細くて軽く、吸湿性に富んでいるので真夏以外は快適に着用できる素材なのです。
カシミヤストールの中には大変薄く向こうが透けて見えるようなものもあります。

また着物の羽織ものには、着物に負けない上質なものが求められます。
その点でも、カシミヤは上品な光沢感があり手触りも大変滑らかなので、着物を一層引き立ててくれます。

右のパシュンはカシミヤストールなのに、わずか50gのストールです。
とても軽くて持ち運びすることも簡単です。
おススメですよ!

着物のアクセントとして使うカシミヤストール・ショール

最近若い人を中心に、ファッションとして着物を着てみる人が増えているようです。

気軽に着物を着るようになると、お花見や食事会、演劇などの芸術鑑賞の時にも着物を着ていく楽しみがありますよね。
しかしいくら着物が好きでも、洋服のように何枚も着物や帯を持っている方は多くありません。

そこで役立つのがカシミヤストールやショールです。

ストールやショールは、いつもの着物に変化を付けやすく、さらに羽織ったり首に巻いたりと色を見せる面積を調整できるので着こなしが広がるのです。

コートを着るほどではないけれど、冷えが気なる春の時期は、明るい春色のカシミヤストールを一枚バッグに入れておくと、冬っぽくならずに寒さ対策もできます。

何しろカシミヤストールやショールは着物以外にも使えるので、気軽に着物を着たい方にはおすすめです。

着物に合うカシミヤストール・ショールの選び方

着物に羽織るストール・ショールを選ぶときに大切なのは、主役の着物を引き立てる色と、着物に劣らない上質な素材です。

着物を引き立てる色

カシミール刺繍

まず色ですが、あまり色がたくさんあるとまとまりがなくなってしまうので、着物の柄や地の色を拾ったものや、着物と同系色の無地ものなどを選ぶと上品なコーディネートに仕上がります。

また、刺繍の入ったストール・ショールもおすすめです。

刺繍なら繊細な印象なので着物を引き立てながらも華やかさを演出することができます。

上質な素材

着物や帯は色が暗めであっても豪華な印象があります。
そこに羽織るショールやストールが安っぽい素材の物ですと、せっかくの着物が台無しです。

真冬なら毛皮などをお召しになる方も多いですが、上質なウールやカシミヤのストール・ショールなら真冬以外にもいろいろと使用できますのでおすすめです。

とくに上質のカシミヤには柔らかい光沢があり、見るからに滑らかな質感なので着物にぴったりです。
エレガントなカシミヤショール・ストールで、いつもの着物とは違う都会的な着こなしを楽しめます。

カシミヤストール・ショールが着物に合う3つの理由 まとめ

着物の寒さ対策や羽織物、アクセントなど様々に利用できるのがカシミヤのストールやショールです。

サイズを選びませんので、親子で、また洋服とも兼用できてとてもコストパフォーマンスが高いアイテムと言えます。

是非お気に入りのカシミヤストール・ショールを見つけて、素敵な着物コーディネートを楽しまれてください。

Great Artisan(グレート アーティザン)のカシミヤ/パシュミナを紹介します。

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