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カシミヤの正しいアイロンのかけ方〈2つの重要なポイントと注意点〉教えます!

カシミヤの正しいアイロンのかけ方〈2つの重要なポイントと注意点〉教えます!

Contents

カシミヤはアイロンをかけても大丈夫!

まず一番に解決しておきたいのは、「カシミヤってアイロンかけても大丈夫なのかな?」という疑問ですが・・・

単刀直入に言いますと、カシミヤはアイロンをかけても大丈夫です!

何にせよカシミヤはとっても繊細で柔らかく高級品というのもあるので、不安を抱くのは当たり前のことですよね。

ですがカシミヤの着用を繰り返すうえでシワが出来てしまうのも当たり前のこと・・・

シワが出来てもアイロンが不安だからとはいえずっとそのままにしていてはせっかくのカシミヤが台無しです。

そんな時、正しいアイロンのかけ方と注意点を知っていれば常に綺麗なカシミヤでおしゃれを楽しめます!

中にはアイロン不可のカシミヤもありますので、商品のタグや取扱説明書などをしっかり確認してから判断してください。

カシミヤをアイロンする時の〈適切な温度〉は何度?

カシミヤはアイロンをかけても大丈夫ということは分かりましたが、次は「カシミヤをアイロンがけする時の適切な温度は何度?」という疑問が浮かぶかと思います。

前提として、カシミヤはとっても熱が苦手です。何故ならカシミヤの繊維は人間の髪と同じキューティクルに覆われていているので、熱によってキューティクルが剝がされると乾燥してしまうからです。

更にそれが原因で、ファッションの大敵である毛玉が出来やすくなってしまうのです・・・!

カシミヤに毛玉が出来る詳しい理由や毛玉の予防策を知りたい方はこちらをご覧ください。
カシミヤのプロが教える!|毛玉の正しい予防策 3STEP教えます!!

ですから、カシミヤのアイロンがけをする時は基本的に低~中の温度ですることをお勧めします。

具体的な温度で表すと160度を上限としてそれを超えないようにすることが重要です。

ちなみにアイロンの温度は日本工業規格JISでしっかりと決まりがあり、

それぞれの最高温度は低温が約120℃、中温が約160℃、高温が約200℃となっています。

ですからカシミヤをアイロンがけする時は、全体を低温で、特にシワが気になる部分だけを中温でするようにしましょう。

カシミヤの正しいアイロンのかけ方〈2つの重要なポイントと注意点〉

カシミヤはアイロンをかけても大丈夫ということやカシミヤをアイロンする時の適切な温度を知ることが出来ましたが、

カシミヤ独特の質感や光沢感を失わず、また傷つけずアイロンをかけるには、正しいやり方で行う必要があります。

では早速ですが、カシミヤの正しいアイロンのかけ方を2つの重要なポイントとその際の注意点に分けて説明していきます。

ポイント①:アイロンマークのドット「・」数に温度を合わせる

まず一つ目のポイントは、商品のタグに書かれたアイロンマークのドット「・」数に温度を合わせるということです。

当たり前のように思われるかと思いますが、この当たり前の作業が一番大切です。
※(私達消費者はカシミヤの素材を知り尽くしていない限り、頼りに出来るのは商品に付いている洗濯表示タグだけですからね・・・)

〈注意点〉

注意点

主婦の皆さんは既にご存じだと思いますが左の図をご覧になると分かる通り、2016年12月から洗濯表示が新しくなりました!

それに伴い、アイロンの適温目安も10度ずつ下がっていることにお気づきでしょうか?

ここで注意が必要なのが、中の表記の適温温度が160度から150に変わってもアイロンの温度自体は変わっていないということです。

先程お伝えしたようにカシミヤをアイロンがけする時は160度を上限としてそれを超えないようにすることが重要です。

ですから適温目安が150度の表記がカシミヤに付いているとしても、なるべく低の温度で優しくアイロンがけした方が安全かもしれません。

ポイント②:アイロンのスチーム機能を活用する

基本的にアイロンが可能なカシミヤは、当て布を乗せてからならば直接アイロンを当てても大丈夫なのですが、何度も擦ったり押し付けたりしてしまうとカシミヤの繊維が潰れて独特の光沢感などが失われてしまいます。

また、繊維が切れてしまったり毛玉の原因にもなってしまうので、そんな時に圧のかからないスチーム機能を活用することができます。

実際カシミヤのシワを伸ばす程度ならばアイロンのスチームを軽く吹きかけるだけでも対応できることが多いので

シワが気になる部分に当て布を乗せてからスチームを当てて自然乾燥させましょう。

〈注意点〉

スチームアイロン

スチーム機能を活用することがアイロンで押し付けるよりも安全だとはいえ、スチームを当てるときも強く当てすぎないように注意しましょう。

スチームを強く当てると、カシミヤの繊維がより倒れてしまうこともあります。

ですから表面から2㎝程離してから、左右に動かすのではなく一方方向に数回だけ滑らすようにアイロンを当てることをお勧めします。

また、カシミヤは高温に加え多湿にも弱いので、アイロンの蒸気がこもらないようにすることも大切です。

ですからなるべく通気性の良いアイロン台に広げるか、ハンガーにかけた状態でスチームを当てるようにしましょう。

カシミヤの正しいアイロンのかけ方〈2つの重要なポイントと注意点〉 のまとめ

カシミヤは基本的にアイロン不可の表示がない限りアイロンをかけても大丈夫ですが、ポイントと注意点を抑えていなければ失敗してしまうことがあります。

ですが正しいアイロンのかけ方を知って知れば不安も半減できますし、常にシワのない綺麗な状態のカシミヤでファッションを楽しむことが出来ます。

私達GreatArtisan(グレートアーティザン)は、カシミヤを愛する皆様の様々な疑問への答えや知って得する情報を精一杯お届けいたします。

何かお困りなことがございましたら遠慮なくお問い合わせください!

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