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ウール製品を身に着けるとチクチクする
冬になると必須アイテムの一つにウール製品があります。
しかし人によっては、ウールはチクチクすると思っている方は多いかもしれません。
かくいうわたくしもウールのチクチク感に悩まされた一人です。
わたしみたいに、ウールを避けちゃう人もいれば、
ウールは温かいのでストールでもセーターでも身に着けたいのですが、チクチクするから・・・・
と悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
このコンテンツでは、ウールはなぜチクチクするのか?その原因は何なのか。
そしてどうやって原因を見極め、対処していったらよいのか、
カシミヤパシュミナ製品は、どのように関係するのか特集します。
皆さんのお役に立てば嬉しいです。
なぜウールはチクチクするのか?
冒頭に述べましたが、わたしも薄っすら記憶があるのですが、ウールのセーターがチクチクして着ることが出来なかったという経験をしています。
それは確かタートルネックだったと思うのですが、非常に不快に思った記憶があります。
そういえば、そのときからウールのタートルネックは着なくなりましたね・・・
もしかしたらそれがトラウマになったのかもしれません。
写真のようにウール製品に対して「もうイヤっ!!」と思ってしまったのかもしれませんね。
そもそもなぜウールはチクチクするのでしょうか?
そのチクチクする原因は何なのでしょうか?
ウール製品がチクチクする原因
ウールを身にまとい、チクチクする原因は以下の原因が考えられます。
①ウールの繊維の太さ
②自分の肌が乾燥している
③自分の汗が刺激となっている
④洗剤や柔軟剤やアレルギー
こうやってあげてみると、ウールだけが原因ではなさそうですね。
一つ一つ解説していきます。
①ウールの繊維の太さ | わたしたちが身に着けてチクチクする多くの原因になるものは、ウール素材のものです。 誤解のないために記載いたしますが、ウール製品すべてがチクチクする訳ではありません。 そもそもウールとは一般的に羊の毛の繊維のことを指します。 そして嫌なチクチクには、このウール繊維の太さが関係しているのです。 例えば、一般的に人間の肌は30μmの繊維が5%以上入っており、それが肌に接触するとチクチクとした刺激があるといわれています。 実際、ウールの繊維の太さは、16μm~40μmと言われています。 ウールのような獣毛の価格を決めるのは、その繊維の太さ(細ければ細いほど高価)とその長さです。 最近は製品原価を下げるために多くのアパレルメーカーで細い糸と太い糸を混入させたり、太い糸を使っているメーカーも数多くあります。 そのため場合によっては、チクチクする原因( 30μm以上のウールの繊維が5%以上混入)を満たしいているということがあるようです。 |
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②自分の肌の乾燥が原因 | 冬場などは、空気も乾燥していて、お肌がデリケートになりがちです。 わたしは汗っかきなので、いつもしっとりお肌(いいのか悪いのか意見の分かれるところです・・)なのですが、乾燥肌だと特に感想が激しい冬場は、お肌が敏感になっています。 そのため、衣服の接触や摩擦に肌が敏感になって、チクチクが発生している場合があります。 |
③自分の汗が刺激となっている | チクチクする原因には自分の汗が関係している場合もあります。 ウールとは本来、通気性に優れた素材です。 しかし他の化学繊維などと混合させているウールの場合は、一般的に汗を溜めこみやすいといわれています。 そうすると通気性が悪くなり、汗がこもるようになります。 その結果じめじめした肌は、少しの刺激にも敏感になり、通常の状態だと気にならないウールのチクチクした刺激が、強い刺激となりかゆみを生じさせるという次第です。 特にタイトフィットな製品は、摩擦と汗を作りだし、肌を悪化させます もしかしたらわたしはそれだったのかもしれません。 汗をかいていた記憶が薄っすら蘇ってきました。 |
④洗剤や柔軟剤やアレルギー | ウールでチクチクする原因の最後にあげられるのは、ウールの繊維の中に洗剤や柔軟剤が残っているということです。 ときにウールについているノリの成分がお肌に合わず刺激してしまっていることもあるようです。 これは洗い方に工夫すれば良さそうですね。 しかし始末に負えないのはアレルギーです。 自分が何にアレルギーを持っているということを知っている人は対処できるのですが、それを細かく知っている人は本当に少ないですよね。 特に冷え性の人には、アレルギーが原因でチクチクするのは辛いことだと思います。 とくにウールに関係しているアレルギーでは「ラノリンという物質のアレルギー」というのもあるようです。 そのアレルギーもウールが原因のアレルギーもあれば、前述のように化学繊維や洗剤などが原因ということもあります。 このアレルギーかどうかの確認方法については後で触れます。 |
ではどうやってそのチクチクに対処していったら良いのでしょうか。
長くなったので、それは次回コンテンツで触れていきます。
ウール製品を身に着けるとチクチクする。その原因と対策 その1のまとめ
このコンテンツは思ったより長くなってしまったので、2回に分けて公開します。
そのため「ウール製品を身に着けるとチクチクする。その原因と対策 その2」にて対策を書きますのでお待ちください。
しかしこのコンテンツ その①の中にも記載していますがウール製品がチクチクする原因の多くがウールの素材です。
ウールは安価な製品です。
やはりそのように安いというメリットがあれば、必ずデメリットもあります。
それはウールの繊度(直径)の太さですよね。
チクチクの原因です。
こればっかりはどうしようもありません・・・・涙
そう考えるとやはりカシミヤ/パシュミナは繊維の王様と言われるのに相応しい製品ですね。
カシミヤ/パシュミナ繊維の基となっているカシミヤ山羊の毛は19μm以下です。
それだけでもチクチクする原因が一つ減ります。
右のカシミヤストールをご覧ください。
カシミヤですし手織りなので非常に柔らかいです。
チクチクしません。
このカシミヤ/パシュミナの品質の良さは、繊度(直径)の細さだけが原因ではありません。
人も獣も同じですが、毛というものの真ん中は空洞となっています。
そこには空気が入っています。
その空洞の割合は一応一定なのですが、人間も獣も同じですが高地で長い間暮らしていると自分の身を守るために毛が細くなり、逆にその毛の空洞の割合が多くなります。
その割合がどう関係するかというと温かさです。多くの空気を含むので、それが温かさに関係してくるのです。
カシミールのカシミヤストールはヒマラヤの非常に寒く高山地帯で飼育しているカシミヤ山羊の獣毛のみを使用しています。
毛に環境が与える影響に関しては、なぜカシミールのパシュミナは、世界最高品質って言われるの? 品質面から考えるをお読みください。
またダウンウェアのダウンもそうですが、細い毛は空気をよく絡み取ります。
そのため細い毛の獣毛を使うとそれだけ多くの空気を含むようになり、それが非常に柔らかく温かい繊維を生み出すのです。
つまり繊度(直径)の細さはチクチクだけではなく、繊維(製品)にしたときに非常に柔らかく温かい製品を生み出すということになります。
またこれに手織りという技術が加わるとどうなりますか??
予想するのか簡単ですね。繊維の目がキチキチにならず空気を多く含み、繊維にも柔らかさがいっそう残ります。
そのことだけでも手織りのカシミヤ/パシュミナの良さが分かりますね。
GreatArtisan(グレートアーティザン)の手織りのカシミヤ/パシュミナ製品を紹介いたします。
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